今、上海虹橋から福州南までの高速鉄道で書いてたりするけれど、6時間半も乗っていなければならん。
オレ、長時間の移動時間が暇になることが大嫌いで、これだけが本当に辛いのだった。
それはさて置き、またしても日本に行ってきたのだった。
年丸まで日本に行く予定はなかったが、約一週間丸々と日本に滞在。
したっけ相変わらず全く時間がなく、友人や知人に会うことは一切出来ずに中国に戻ることになったとさ。
実は日本滞在時にはプリペイド携帯を使っているんだけど、これがまたかなり使えない代物で困っている。
通話はできるけどネットにも繋がらないし、外出時には通話以外全く使い物にならんのだ。
予め判っていたとは言え、調べ物とか不便この上ない。
それよりも鬼門なのは我が実家、今時ネット環境がないのだった。
まぁ、誰もネットに繋ぐ人が居らんからなぁ。。仕方ないとは言え、とても1日以上滞在する気になれん。
個人で仕事をしている以上、ネットに繋がらないと仕事上の不安もあるんで、結果としてホテル暮らしになってしまう。嫁はあまり高いホテルだと文句言うからなぁ。。
不本意だが、次回からはデータ端末をレンタルして使うことにしよう。。正月とかネット使えないと本当に地獄だ。
来週はおそらく浙江省か広東省、休まる日はまだまだ来ない。
そういえば、今回実家でジェフ?ベックのHiho Silver LiningとかTally Manを久しぶりに聴いた。
ベック初期のシングルとして有名なアレだが、改めて聴いてみると、なんとなく不思議な気持ちになった。
ミッキーモストがポップスターとして売り出したかったのだろうかも知れんが、まぁポップで有名な曲のカバーである。
冒頭からしてフィードバックで導入したり、ベックらしいソロが入っていたりとそれなりに「らしい」ところは散見されるが、自らのリードボーカルがアレだったためか、ベック本人も後年はこのシングルの話題に触れたがらなかったと記憶している。
でもその割には、多くのコンピレーションに収録されていたりして、案外本人も嫌いじゃないのかもね。
ベックはビートルズについても、「あまりにギターが下手なんで、オレならもっと上手く弾けるのに、と思っていた」なんてよくインタビューで語っていたし、そう考えると、ポップスターへの羨望というのもあったんだろう。
クラプトンのように器用に立ち回れる訳でもないけど、なんとなく若き日のベックが思い描いた憧れが微笑ましくも気持ちいい。
自分の20歳くらいの頃をちょっと思いだしてしまうな。
きっと彼のことだから「ちょっとこれは無理かな」とか「もう飽きた」のかも知れないけどね。
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